最近多いパソコン修理の問い合わせ(パソコンの動作が遅い)

ここ最近、非常に多いパソコン修理の問い合わせの情報を共有したいと思います。

その問い合わせというのは、「パソコンの動作が遅い(重い)」という内容です。
パソコンを起動してインターネットを見たり、Wordを使ったりしようと思っても、マウスのポインタがカクついたり、アイコンをダブルクリックしてもなかなかアプリが起動しなかったりというものです。

パソコンの機械自体(ハードウェア)自体が古くて動作が遅い(重い)のであれば、内蔵メモリを増やしたり、買い替えという選択になってきますが、最近お問い合わせ頂いた方のほとんどはハードウェアの問題ではなく、「Windows Update」が問題でした。

「Windows Update」というのはMicrosoftがWindowsやOfficeなどに不具合等があった場合に、自動的にダウンロードしてインストールしてくれて、その不具合等の改善をしてくれる機能です。
通常、自動的にダウンロードしてインストールしてくれるので、使っている人はあまり意識する必要がないのですが、パソコンを起動したときにその「Windows Update」のダウンロードやインストールが自動的に行われているため、その処理中はパソコンの動作が遅くなってしまいます。

しかもその「Windows Update」は大きなものの場合はダウンロードやインストールに数時間かかってしまう場合もあります。そのため、途中で電源を切ると、次回使うときも終わらなかった「Windows Update」の続きが実行されて動作が遅い(重い)のが続いてしまいます。

パソコンの動作が遅い(重い)という方は、一度「Windows Update」が行われていないか確認してみて下さい。
確認する方法は
画面左下の「スタート」ボタン→「設定(歯車のマーク)」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」
の画面右側(白いところ)のタイトル「Windows Update」の下に「最新の状態です」と表示されていれば「Windows Update」は最新のため実行されていません。念のため「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックして、再度「最新の状態です」になるのを確認して下さい。この最新の場合でもパソコンの動作が遅い(重い)という場合はハードウェアや他のアプリ等が原因の可能性が高いので、気になる方は一度専門店にご相談下さい。

「Windows Update」が最新でない場合は下記のように「利用可能な更新プログラム」が表示されるので、全てダウンロードしてインストールして下さい。(インストール後に再起動が必要な場合があります。再起動にも数時間かかる場合がありますが、再起動が完了するまでは途中で電源を切らないようにご注意下さい。)