成績アップに必要な3つの要素

成績アップはこの3つの要素で決まる!

ここ新潟県長岡市で学習塾を創業して2022年の今年で20年。その20年間ずっと考えてきたことがあります。

成績アップするには何がどのくらい影響するのか。

例えば「50問の英単語テスト」があります。Aさんはトータル1時間勉強しました。Bさんはトータル2時間勉強しました。この場合、普通に考えればBさんの方が得点が高くなりそうです。でも、実際はそうならないことがあります。

この場合、得点に影響する要素は何だろうか・・・と。

そこで3つの要素が関係するのではないかと考えつき、おおよここの3つの要素で良いのではないかと・・・

その3つは、

 ①学習時間

 ②集中力・やる気

 ③能力(脳力)

です。

3つの要素の関係性

しかもこの3つの要素が横並びになるのではなく

 ①学習時間 × ②集中力・やる気 × ③能力(脳力)

と、積(掛け算)になっているのではないかと思います。

例えば、③の能力(脳力)が同じ場合、①の学習時間が2倍、②の集中力・やる気も2倍だった場合は、2×2=4の4倍の成果が上がるのではないかと。

具体的に言えば、③の能力(脳力)が同じ(1時間100%集中して英単語を覚えた時に50個覚えられる)生徒、Aさんがいるとします。

①の勉強時間を1時間、②の集中力・やる気をスマホを見ながら学習するなどで50%の集中力だった場合は、

 50(個)×1(時間)×0.5(50%)=25(個)、英単語を25個覚えられる計算になります。

次に、

①の勉強時間を2時間、②の集中力・やる気が100%だった場合は、

 50(個)×2(時間)×1(100%)=100(個)、英単語を100個覚えられる計算になり、4倍の学習ができたことになります。

つまり、この①学習時間、②集中力・やる気、③能力(脳力)の3つの要素をうまく増やす(上げる)ことが、成績アップに必要なことになります。

では、次からはそれぞれの要素について、具体的に見ていきましょう。

①学習時間

まず考えるのは「学習時間」です。

これは分かりやすいですね!学習する時間を増やせばいいのです(笑)

では、例えば中学生・高校生は1日で最大どのくらい学習時間をとれるでしょうか?

まずは、学校のある平日で考えてみましょう。

1日24時間あります。学生は8時間くらい寝てほしいので、24時間から8時間を引きます。残りは16時間です。

学校へ朝8時に行って、部活等をして19時に帰宅したとすると11時間です。では、16時間から11時間を引きます。残り5時間です。

朝食と学校へ行く準備に30分、夕食の時間を30分、お風呂や歯磨き、休憩の時間を1時間として合計2時間を引きます。すると残り3時間となります。

ということで、平日部活があって19時頃帰宅する場合は学習は3時間位が限界となりそうです。

まずはその3時間をいかに充実して学習に取り組むのかが大切になってきます。

その3時間、勉強が得意なお子様の場合は自分でどんどん解けるので良いでしょうが、勉強が苦手なお子様の場合は分からなくて悩んだり、せっかく解いても間違えていたり、なかなか一人で学習を進めるのは難しいと思います。そんな時は、学習の道標を示してくれる塾、分からないところを教えてくれる塾に頼ってみるのと良いのではないでしょうか。

では、このような時、どんな塾を選ぶと良いでしょうか?

勉強が苦手なお子様の場合は、学校と同じような集団形式の塾ではなかなかついていくのが難しいと思います。

その場合は、生徒1人ひとりの理解度に応じて対応してくれる個別指導の塾が良いと思います。

個別指導の塾と言っても、講師1人に生徒1人のマンツーマンもあれば、1対2、1対3、1対8などいろいろなタイプがあるので、お子様の理解度や性格によって授業形式を選んで頂くと良いと思います。

無料体験授業をしている塾であれば、ぜひ無料体験授業を受講して、「どのような教え方をしてくれるのか」、「自分の成績を上げるのに合っているか」を考えてみて下さい。

ただ、気をつけて頂きたいのは、無料体験授業を受けた後の感想で、「楽しかった」は2通りの意味があります。1つ目は「塾の雰囲気がワイワイしていたり、先生の話が面白くて楽しかった」、2つ目は「自分の苦手なところや分からないところができるようになったり、分かるようになって楽しかった。」です。2つ目の楽しかったであれば問題ありませんが、1つ目の楽しかったは自分の勉強ができるようになるかには関係なく、塾の雰囲気等での楽しいなので、その場合は無料体験授業でお子様が解いた問題を見てみてしっかり理解できているか判断して下さい。

では、塾に通ったり、学校の宿題や塾の宿題等をすると1日に家庭学習に費やせる3時間はほぼなくなります。

それで勉強は十分でしょうか?その3時間をしっかり学習すれば大丈夫でしょうか?

「家庭学習や塾の学習はしっかりしているはずなのに、あまり定期テストの得点が上がらない・・・」

ここに大切な学習時間を見落としている場合があります。

大切な学習時間とは・・・

学校の授業の時間です。

例えば、1日50分授業が5限あると50×5=250分となり約4時間あります。

その約4時間の授業時間を、集中して受けているか、しっかり自分の学力を上げるために受けられているかがとても大切です。

授業の受け方についてはまた別のブログでご紹介したいと思います。

ここまでで、家庭学習の時間、学校の授業の時間についてお伝えしました。

成績を上げたいのなら、まずはこの2つの時間をしっかり活用して、学習時間を増やしましょう。

②集中力・やる気

次に考えるのは「集中力・やる気」です。

いくら学習時間を増やしても、集中力・やる気がなければ成績はあまり上がりません。

例えば、英単語を50個覚えるときに、「短時間でこの英単語50個を絶対覚えるぞ!」と思って学習するのと、「英単語50個覚えないといけないけど面倒だな~」と思って学習するのでは、同じ時間学習したとしても成果は全く異なります。

限られた学習時間の中で成績を上げたいのであれば、「集中力・やる気」がとても重要です。

③能力(脳力)

最後に考えるのは「能力(脳力)」です。

これはその人の能力です。「のうりょく」は通常「能力」と書きますが、勉強での「のうりょく」は「脳の力」すなわち「脳力」だと私は思っています。

例えば、運動などではよく「体力がある」「体力がない」と体の力や持久力のことを「体力」と言っていますが、それと対照的に脳の力や考える力、問題を解く力を「脳力」だと思っています。

マラソン大会の練習で考えてみると分かりやすいです。

放課後にマラソン大会に向けて体力をつけるために毎日3km走るとします。「マラソン大会では必ず1位になってやる!」と思って毎日その3kmを必死に走って練習するのと、「マラソン大会面倒だな~とりあえず完走できればいいや」と思って毎日その3kmをダラダラ走って練習するのでは、体力のアップの度合いが異なることは容易に想像できます。

マラソンやスポーツなどの体力と同じように、成績を上げたいのであれば脳の力すなわち脳力を鍛える必要があります。

例えば、中学1年生になるまで全く英語を勉強したことのない生徒がいるとします。その生徒が簡単なappleやflowerなどの英単語を覚えるには最初はかなり苦労すると思います。中学1年生であれば結構難しい漢字でも楽に覚えられるはずなのに、簡単な英単語は苦労する。それは、英語に関する脳の力(脳力)が育っていないからです。人は新しいことを、「分かって」、「身につけて」、「使いこなす」ことで脳の力が育っていきます。そのためには、新しいことを1つ1つしっかり「分かって」、「身につけて」、「使いこなす」練習が必要です。それを今までどれだけしてきたかで脳力が決まってくると思います。

英単語であれば、”apple"という綴りと発音と意味を、辞書で調べたり学校で先生に説明してもらったりして「分かる」、次にこの「分かった」ことをしっかり暗記して単語テストで解けるように「身につける」、最後に長文読解や日常会話でも自在に「使いこなせる」ようにするという3段階になります。

学校の先生の授業や塾の講師の説明で「分かった」と思い、そこで安心してしまい、テストで点数が取れるための「身につける」「使いこなせる」という学習をしていないと脳力は育ちません。きちんと「身につけて」「使いこなせる」ようになるまで、しっかり学習して「能力(脳力)」を育てましょう。